フェンシング部の生徒が国体に出場しました
大会名 第71回国民体育大会フェンシング競技
日 時 平成28年10月2日(日)~ 平成28年10月5日(水)
会 場 岩手県一関市 一関市総合体育館
少年女子フルーレ1回戦プール 0勝2敗 (1回戦敗退)
対 宮城県
狩野 V5 - 4 森野(玉野光南高校3年)
齋藤 V5 - 3 髙原(大安寺中教校5年)
加藤 V5 - 4 祇園(西大寺高校1年)
対 佐賀県
浅川 V5 - 1 森野(玉野光南高校3年)
大島 4 - V5 髙原(大安寺中教校5年)
島ノ江V5 - 4 祇園(西大寺高校1年)
3県の総当たりで行う1回戦。上位2県が2回戦へ進出する中で2戦2敗の1回戦敗退となった。
8月の中国ブロック予選を突破して本国体出場が決定してから1カ月余りしかない中で,週末の合同練習や県外の大会への合同遠征を繰り返し実施して大会を迎えた。全体的には大変残念な結果となったが,一つずつの試合を見るとそのほとんどが接戦で,県内3校から一人ずつの選手が出場した混成チームとしてはよく戦ったと言える。特に2試合目の佐賀戦では,3年生の森野が第1試合を落とした後に髙原(大安寺中教校)が取り返し,1勝1敗に持ち込む粘りを見せた。また,1試合目の宮城戦では,強豪県相手に一番手の森野が果敢に攻め込み,先に4本目を突いて王手をかけたが,勢いに乗りきれず逆転された。6試合中4対4の一本勝負にもつれる接戦が4試合,そのうち3試合を落としてしまったのは大いに悔やまれる。
今回の国体出場は3人の選手たちにとって大きな経験となった。髙原・祇園(西大寺高校)は来年以降も高校での競技が続き,森野は大学進学後も競技を続ける予定である。今国体での経験を教訓として,厳しい勝負の中で『最後の一本』を取りきることができる強い選手となって,今後も岡山県の国体選手として活躍してくれることを期待する。
なお,少年女子の試合の翌日,成年男子サーブル・成年女子エペの試合が行われた。その中で成年女子が1回戦プールを突破し,翌日の2回戦プールへ進出した。成年女子3選手のうち,山村・伊東の2名は本校27期卒業生で,現在大学で競技に取り組んでいる。この成年女子が2回戦以降も勝ち上がり,最終的には5位入賞という好成績を挙げてくれた。この入賞は岡山県フェンシング成年女子としては38年ぶりの入賞であり,その入賞に本校卒業生2名が貢献できたことは,本校フェンシング部にとって大きな喜びであり,現役部員にとっても大きな刺激となった。
2016 年 11 月 4 日 | カテゴリー:フェンシング部, 部活動
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