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情報科と大塚製薬による連携授業の取り組み

大塚製薬様との連携授業がありました!ポカリスエットについてのPOPを作成し県内のマルナカに設置することで売上に貢献するというものです。ここでは具体的にどんな流れでどんな内容の取り組みを行ったかについて説明していきます!

今回の連携授業は「情報と問題解決」という授業の中で行いました。この授業では普段は様々なデータからグラフなどを作成しその問題点と解決策について考察を行っています。その中で今回の大塚製薬様との連携授業の内容はポカリスエットの売上に貢献できるようなPOPを作成するものでした。最初は今までの授業とは大きく取り組みが変わるのかなと思いました。それは、POPの役割は商品の広告役として人の目に止まるようなデザインをする力が最も必要で、データの分析とは離れているのではないかと思っていたからです。しかし、このPOP作りにもデータの分析がとても重要だということが分かりました。

まず、大塚製薬様について事前学習を行いました。各グループ内で分担し、製品のことはもちろん、会社の歴史や具体的な取り組み等詳しく調べスライドにまとめて発表しました。今まで知らなかった製品もあったことから、様々な製品や取り組みを通して幅広い分野で活躍されていることを知り、とても驚きました。

次に、実際にPOPを設置した山陽マルナカ様から流通の仕組みやスーパーマーケットの商品の売り方を学習させてもらいました。今まで何となく買い物をしている中にも商品を売るために多くの工夫がされていることを学ぶことができました。 また、大塚製薬様から製品の説明やマーケティングの基礎について学習させてもらいました。ここでは商品が「売れる仕組み」をつくることやターゲットを絞り価値を提供することの大切さを学ぶことができました。

そしていよいよPOP作成に入りました。ここではポカリスエットを山陽マルナカ店舗で期間1ヶ月で224本売上を達成するためにプランを作成し、ターゲットや売り方を考えた上で、購買意欲を促進するようなPOPを作成することを目標に活動しました。各グループに分かれ、各店舗で目標を達成するために活動を開始しました。商品を売る時の工夫やマーケティングの基礎を事前に学習していたこともあり、ターゲットや売り場はすぐに絞ることができました。しかし、ここで最も大変だったのは広告表現に気をつけてPOPを作成することでした。広告表現については特に詳しく説明をしてもらっていましたが、いざ実際に作成するとなると、とても厳しい制約があることを改めて痛感しました。商品の持ち味を広告として表現しながら、消費者の誤解を招く表現にならないようにすることはとても難しく、相手の立場になって考えることの大切さを学ぶことができました。普段何気なく目にするPOPもこのように深く考えられ作成されていると思うと、少し意識してみようと感じました。

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作成したPOPについて2回チェックをしてもらい最終的な完成となりました。2回目の チェック時では多くのグループで訂正がほとんどなく仕上げることができました。本来なら、実際に店舗に足を運び自分達で作成したPOPを売り場に設置する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、それは叶いませんでした。しかし、設置されることに変わりはないので作成したPOPがどれくらい売上に貢献し売上目標を達成することができるのかとても楽しみです。

今回の学習を通して、POP等の広告ひとつとってみても様々な決まりがあったり、多くの人が動いていたりと改めて企業活動の大変さを学ぶことが出来ました。また、情報を分析して売上に繋げていく活動はとても重要と知り、新しい情報の活用方法を学ぶことが出来ました。今回学んだことを忘れず、今後も情報化社会を生きる身として意識して生活していこうと思いました。

(情報クラブ ブログ担当班)

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