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藤ファーム・藤クリーン企業訪問

~38期 SDGs学習会 普通科2年次生徒5名が参加~

去る7月27日、SDGs学習会の取り組みとして、岡山市藤田にある「藤ファーム・藤クリーン株式会社」への企業訪問をしました。

きっかけは、将来キノコ類について研究したい、という生徒の存在です。生産の現場を見学することによって、将来の研究テーマの明確化につながれば、と考えました。また、今回訪問した藤クリーンという会社は光南高校からも近い岡山市藤田にあり、産業廃棄物処理の仕事をしている環境企業です。この廃棄物処理のなかから生まれた再生資源を利用して農場を営んでおられる藤ファーム様への見学依頼をしたところ、快く受け入れてくださり、同グループである藤クリーンのリサイクルセンターまで見学させていただきました。

シイタケがどのように栽培されているか、また、マスカットなどの生産に再生資源を使用していることなどを実際に見て、循環型社会の在り方を学びました。また、社員の方々から環境保全にかける熱い思いをお聞きすると、職業観についても考え直すことが多くありました。「モノを作る華やかな仕事は人間の体でいえば動脈です。しかし、体には静脈も必要で、作ったモノが古くなったら壊し、再生処理をする必要があります。静脈の働きをする会社が必要です」とのお言葉に、深く納得しました。ともすれば「~を開発する」「~を作る」ことに憧れがちな私たちですが、SDGsの考え方に立ち、持続可能な社会をつくるために、どのような仕事が必要かを考えさせられました。

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