今年度は１０月８日（金）２２日（金）１１月６日（土）の３回に分けて実施しました。新型コロナ感染症対策として、事前予約をしていただき、当日も健康チェックシート提出や手指消毒など、こちらからのお願いに対して快く御協力くださり、ありがとうございました。

毎回、本校教員より各学科の説明や入学者選抜の話をさせていただくのですが、特に本校の在校生保護者様からのお話が、中学生保護者様のお心に響いているようです。
以下、ご本人様の許可をいただいて、お話の一部を掲載させていただきます。

○『玉野光南に入学してよかったか』と本人に聞いたら、『よかった』と即答で返ってきました。部活動が活気にあふれていて、どこでも挨拶が飛び交っていて気持ちがよいと言っています。保護者に対しても懇談などで校内に入った時、すれ違う生徒が必ず挨拶してくれるのもすばらしいと思います。

○部活動については、緊急事態宣言が出る前の１年生の頃は、遠征にたくさん行って全国の強い選手を見ることができて楽しかったそうです。当時嬉しそうに希望いっぱいに朝出かけていた事を思い出します。たくさんの試合をしてたくさんの経験ができたと言っています。先輩方が頼もしく、かっこいい姿を見せてくれ、いろんな場面で先陣を切っていってくれたそうです。良い先輩と顧問の先生に恵まれ、１年生の頃に比べるといろいろな面で変わることができたと言っています。また、普段から先生方に部活動を通して人間力を鍛えることを教えていただいています。『目標に向かって何事も全力で取り組んでいくこと』『どんなに今が苦しくても未来があること』『礼儀や周りの方々や環境に対して感謝の気持ちを持つこと』など、人として大切なことを日々指導していただいています。周りの大人達の自分たちへの無償の協力を真摯に受け止め、将来子ども自身が周りの人を助けることのできる人になってほしいと思います。

○学業面では、各々のレベルに合った学習ができるそうです。先生の個別対応が丁寧で説明がわかりやすく、詳しく教えてくれる先生もいて、深く理解できると言っていました。クラスの雰囲気も良く、隣の席をくっつけて授業することが多いので、仲良くなれると思うとも言っていました。志望大学を決めるのにも先生がかなり力になってくれました。子どもには夢があり行きたい学部があるので、そういう学部を備えた大学を先生がかなり調べて教えてくれたそうです。国公立大学に行けるように、いろいろと力になっていただいています。

○全県学区のため、遠方から通学する仲間もたくさんいて、一緒に自転車で帰る友達ができたことがよかったと言っています。通学時間が長いからこそ、友達とたくさん話をすることができて楽しいそうです。朝は早くても７時に家を出ないと間に合わないため、親子ともども早起きの習慣がついたのも光南に行かせてよかった事の一つです。

○３年間を振り返ってもらうと、『学業と部活のバランスをとり、どちらもおろそかにせず取り組むことができた』と言っています。入学当時は不安だった私ですが、学生生活を毎日一生懸命送っている子どもの姿を見ると『光南高校を選択して良かった』と思っています。大学入試は目の前に迫っていますが、悔いのないように頑張ってほしいと思います。