６月２４日定期考査の最終日、クッキング部では、社会貢献活動として八浜認定こども園に、「手作りクッキーとレシピブック」のプレゼントを渡しに行かせていただきました。

ここ２年間はコロナ禍の中で、「手作りマスク」や「手作りおもちゃ」のプレゼントでしたが、３年ぶりに「焼きたてのお菓子」をプレゼントすることができました。

　事前の活動日にはクッキーを４種類試作し、部員のアンケートをもとに「チョコチップクッキー」と「おからのクッキー」の２種類に決定しました。当日は、１～３年生の部員で、４、５歳の子どもたち44人分を完成させることができました。

　また、放課後の数時間を使って、「おうちでつくろう！」というレシピブックを制作しました。考査中ではありましたが、みんな奉仕の気持ちをもって、役割分担して短時間に集中して作りました。表紙は季節を感じられるように「あじさい」にしました。それぞれの家庭で、親子で楽しく作れるようにと思って作りました。

　当日は、１・２年生の代表者が訪問し、子どもたちにプレゼントを手渡すと、「ありがとう！」と元気な声が返ってきて、たくさんの笑顔を見ることができました。子どもたちが、楽しみに待っていてくれてうれしかったです。お迎えに来られた保護者の方にも、「クッキ－ありがとうございました。家で作ってみますね。」と言っていただき、心が和みました。

これからも、地域とのつながりを大切に、継続して交流していきたいと思います。また、自分の行ったことによって、誰かに喜んでもらえたり人の役に立てたりしたときの充実感を感じてほしいと思います。今回も、子どもたちには元気をもらうことができました。生徒たちにとっては、クッキング部としての１年目、今後の活動の励みになったと思います。八浜こども園の先生方には心より感謝しています。

顧問：仲西