フェンシング部

6月3・4日(土日)岡山県立西大寺高等学校にて、【第56回 岡山県高等学校総合体育大会

フェンシング競技】が開催されました。結果は以下の通りです。

《男子個人フルーレ》
蓮池 岳仁(情報科3年 富山中) 第2位(全国高校総体出場)
鷲尾 浩治(普通科3年 福南中) 第3位
大釜 辰也(普通科3年 興除中) 2回戦敗退
大橋 弘晃(普通科3年 興除中) 2回戦敗退
岡田 直也(普通科3年 荘内中) 2回戦敗退
虫明 寛人(普通科3年 荘内中) 2回戦敗退
岡田 寛大(普通科2年 灘崎中) 2回戦敗退
中村 隆人(普通科2年 東児中) 2回戦敗退
藤原 治樹(普通科2年 宇野中) 2回戦敗退
内橋 翔太(普通科3年 荘内中) 1回戦敗退
《男子個人エペ》
岡田 直也(普通科3年 荘内中) 第4位
岡田 寛大(普通科2年 灘崎中) 第5位
内橋 翔太(普通科3年 荘内中) 第6位
《男子個人サーブル》
大橋 弘晃(普通科3年 興除中) 第1位(全国高校総体出場)
蓮池 岳仁(情報科3年 富山中) 第2位
虫明 寛人(普通科3年 荘内中) 第3位
鷲尾 浩治(普通科3年 福南中) 第4位
中村 隆人(普通科2年 東児中) 第5位
大釜 辰也(普通科3年 興除中) ベスト8
藤原 治樹(普通科2年 宇野中) 1回戦敗退
《男子団体フルーレ》 第2位
玉野光南 V5 -  0 西大寺
玉野光南  2 - V5 大安寺

 

 

大会前からの予想通り,個人戦・団体戦ともに大混戦となった。

特に男子団体戦は,3月に行われた全国選抜大会で男子団体エペ2位の大安寺と男子団体サーブル3位の

玉野光南がインターハイ出場をかけて激突した。結果は5対2で大安寺が勝利したが,

内容的には各試合とも非常にハイレベルな戦いであった。出場2校による一騎討ちとなった女子団体では,

5月に行われた中国大会の女子団体フルーレで優勝した大安寺が西大寺を破っての優勝となった。

 

個人戦でも,5月の中国大会へ出場・入賞した各校の選手や昨年のインターハイ個人戦に出場した選手が敗れ,

4月の県春季大会では上位に進出しなかった選手がインターハイ出場権を獲得するなど各種目で波乱も

あったことから,全体を通してまだまだ不安定な部分が多くみられた大会であった。

 

本校選手では,3年生の蓮池が初日の男子個人フルーレで2位になり,インターハイ出場を決めた。

翌日の男子個人サーブルでは,全国選抜大会の主力となった本校選手を中心に6名による決勝トーナメントへ

5名進出。さらにはベスト4を独占し,本校の同種目インターハイ出場を確定させた。

その中で3年生の大橋が本校選手同士の争いを勝ち抜いて優勝し,インターハイ出場権を獲得した。

男子個人エペでは全国選抜2位の大安寺勢に本校選手が挑む形になり,同じく6名による決勝トーナメントに

本校選手が3名入る健闘を見せたが,ベスト4への進出は1名に終わり,結果的には3位入賞を果たすことが

できなかった。団体戦では,出場選手はもとより,部員全員が一丸となり全力で戦ったが,互いのエース対決

となる第7試合を3年生の鷲尾が落とし,万事休すとなった。

 

個人戦・団体戦とも大混戦の中,チーム全員で力を合わせて戦い,思いがけない好プレーや勝星が

随所にあったが,勝負どころの「あと1本」を取りきれない場面が見られた。

一方で,インターハイ出場権獲得ゼロに終わった昨年の県総体に比べると,2種目で個人戦出場枠を

獲得できたことはうれしい結果である。

 

今後はインターハイに向けて選手一人一人の技術面・体力面の向上はもとより,精神的な勝負強さや

部員全員のチームワークをアップさせ,全国大会に向けて調整する必要がある。

同時に,来るべき33期生新チームには,32期生の思いを受け継いで活躍してくれることを期待する。