フェンシング部 中国新人大会

11月10日(金)~12(日)に,山口県岩国市で【第12回中国高等学校フェンシング新人大会

兼 第42回全国高等学校選抜フェンシング大会中国地区予選会】が行われました。

 

結果は以下の通りです。

男子団体サーブル(3勝1敗:第2位 全国選抜大会出場権獲得)

光南 V45 -  17 神 辺 旭  (広島)
光南 V45 -  25 松江工業(島根)
光南 V45 -  39 鳥取工業(鳥取)
光南  23 - V45 柳井学園(山口)

昨年度から全国選抜大会が三種目の男女団体戦での実施となり,その予選会である今大会で,本校からは男子団体サーブルに出場した。

5チームの総当たり戦を3戦1敗で勝ち抜き,来年3月に石川県金沢市で開催される全国選抜大会の出場権を獲得した。

最大の山場は3試合目の鳥取工業戦だった。

互いの3人の選手が総当たりで9試合行い,合計で45点獲得したチームが勝利するリレー方式での対戦。

鳥取工業のエース・井上とは,1試合目で岡田,5試合目で藤原が対戦し,ともに相手にリードされる展開となったが,いずれも点差を最小限度に抑えることができたため,2試合目・6試合目に光南のエース中村がすぐさま逆転することができた。

その後,7・8試合目で次第にリードを広げ,エース対決となる最終の9試合目では粘る鳥取工・井上を中村が振り切り,6点差で勝利することができた。

昨年,大激戦の末に勝利した柳井学園には,相手チームに昨年のエースを含むメンバーの多くが残っていることもあり,力の差を見せつけられる敗戦となったが,それでも最後まで諦めずに食らいついていくことができた。

また,初戦の神辺旭戦,2試合目の松江工業戦では,終始リードする展開の中で,選手を入れ替えながらチーム全員で戦い勝利することができた。

出場選手4名全員で戦い抜いた結果の全国選抜大会出場権獲得であったが,個々の試合内容としては,ミスによる不必要な失点や試合後半のスタミナ切れ,精神面での不安定さからくる駆け引きの弱さなど,実力を十分出し切れない場面が多かったことが課題として残る。

これから冬場のトレーニングや基本的な技術の反復練習で鍛えなおし,精神面・技術面・体力面すべての面で一回りも二回りも成長して全国選抜大会へ臨んでいきたい。