「雌伏の時」陸上競技部・岡山県高校総体

平成28年5月27日(金曜)から29日(日曜)まで、岡山県陸上競技場で岡山県高校総体が開催されました。

3週間後の中国高校総体出場権をかけて、そして7月29日(金曜)から始まる岡山インターハイを目指して、50名を超える本校生徒が出場しました。

 

今回、男女とも故障明けや病み上がりの生徒がおり、リレーは万全のメンバー編成ができにくい状態でした。

また、地元インターハイに向けての大切な試合であるという気持ちが、過度の緊張を生んでしまい、実力を十分に発揮できていない様子も見受けられました。

 

チーム全体としては、男子が総合優勝、女子が総合第2位の結果を残しましたが、男子は岡山工業高校と同点(優勝種目数差で本校優勝)、女子は倉敷中央高校に10点以上の差をあけられました。

 

まだまだ、課題が山積していることを改めて痛感した3日間でした。

 

しかし、その中でも耐え忍んで結果を残した生徒もいます。

 

男子は、留学生に水をあけられたものの2位で表彰台にのぼった3000m障害の池田(勘)(普通科3年、翠町中(広島県)出身)。

スタートは出遅れたものの、終盤で抜き返し、自己新記録で優勝した難波(体育科2年、藤田中出身)。

重圧の中、自己記録に近い投てきを披露したハンマー投の問田(体育科3年、藤田中出身)。

砲丸投では大幅に自己記録を更新した田村(体育科3年、倉敷市立西中出身)。

 

女子は、故障を抱えながらも個人・リレー共にバトンを次につないだ岸(体育科3年、旭東中出身)。

留学生を相手に最後までひかない走りを見せた3000mの三宅(紗)(体育科2年、倉敷第一中出身)。

故障から2週間で100mH・走幅跳の2種目で表彰台にのぼった原田海音(普通科3年、八浜中出身)。

表彰台の頂点は譲らなかった砲丸投の今林(文)(普通科3年、香和中出身)と円盤投の太田(体育科3年、邑久中出身)。

最後の県総体で、初めて中国大会の出場権をつかみとった七種競技の平井(体育科3年、玉島北中出身)。

 

3週間後の中国高校総体では、今回の悔しさを晴らすべく、部員一同で頑張ってまいります。

 

今大会、多くの保護者・卒業生の方々に応援をいただき、ありがとうございました。

今後とも、御指導・御支援のほどよろしくお願いします。

 

【試合結果】

・岡山県高校総体(PDFファイル)