校長挨拶

~個性をみがき、未来を拓く~

岡山県立玉野光南高等学校のホームページにアクセスいただきまして、誠にありがとうございます。

本校は、昭和59年に「普通科・情報電子科・情報処理科・体育科」からなる学科総合型の新しいタイプの高等学校として設置されました。平成15年の改編で情報科が新設され、現在の三つの学科となり、それぞれの独自性を発揮しつつ、調和した魅力ある高等学校として、全国にもその名を知られる存在として発展してきました。

創立以来、「自律・創造・敬愛」の校訓のもと「知・徳・体」の調和のとれた心身ともに健康な人物を育てることを学校教育目標に掲げ昨年度、創立40周年の節目の年を迎えました。1万3千人に迫る卒業生が様々な分野において国内外で活躍してくれています。後に続く在校生たちも更なる飛躍をめざし、41年目の歴史の第一歩を踏み出したところです。

社会は今、国際化、高度情報化、環境問題、少子・高齢化等、様々な方面での変化が急速に進んでおり、今後一層激しい変化も予想されます。生徒たちはこの激動の時代を生き抜く力を身につけなければなりません。本校としても、この社会の変化に対応するため、これからの学校教育において必要となるものを二つに絞り、全教職員でそれらを確認して本年度をスタートしました。

一つは「学校は生徒にとって、安心・安全な場所である」ということです。いつの時代であってもここが揺らいでは教育の場とはいえません。あらゆる面において生徒が安心して毎日通える学校であることが最も大切であると考えています。

もう一つは「教員も学び続ける」ということです。時代の変化にともない、授業における「学び方」も大きく変わりました。今までの授業形態では達成できない「令和の教育」を提供するために、そしてよりよい授業を展開するために我々教員も学び続けなければならないと思っています。

これら二つをベースとして生徒たちのあらゆる活動をバックアップし、校歌さながら生徒たちが「個性をみがき、未来を拓く」ことができる学校づくり実践していきます。  

令和6年4月
第14代校長 延兼 稔

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