2009年に玉野光南高校を卒業した安部孝駿選手が、悲願のオリンピック出場を成し遂げられました。当時は陸上競技部に所属し、３年時には全国高等学校総合体育大会で男子総合優勝を獲得されています。多くの全国大会出場選手を出している玉野光南高校ですが、オリンピック出場は本校創立38年目にして、史上初となりました。7月16日には管理棟東側の壁に安部選手を応援する懸垂幕が掛けられました。朝陽に照らされる懸垂幕はとても輝かしく、生徒並びにOBOG、教職員共に誇らしく感じています。

　１年遅れのオリンピックは今もコロナに悩まされ、本校でも予定されていた体育科のオリンピック校外研修が中止となりました。そのような中で安部選手の出場は、生徒に大きな希望と勇気を与えてくれました。社会人になっても、苦難を乗り越えて自分の夢に向かって戦い続ける姿は、生徒の心にいろんな形で響いていると思います。きつい瞬間もあると思いますが、安部選手がハードルを越えて行くように、私たちも自分のハードルを一台ずつ越えて夢をつかんでいきましょう！

安部孝駿先輩！　東京オリンピック頑張って下さい。現地に足を運ぶことができませんが、生徒一同応援しています！！

（陸上競技部顧問　奥山）