6月に実施された情報技術検定で，情報科３年次の佐藤匠真君が1級の特別表彰を受賞しました。
全工情報技術検定１級は，ハードウェア部門とアルゴリズム部門とで合計200点満点の検定で，両部門とも70点以上で合格となり，合計190点以上で特別表彰となります。全国平均2割程度の合格率，特別表彰は１～２％程度の難関です。
情報技術検定は主に情報科のシステム系の生徒が受検するもので，１月には同じく３年次の中村君がすでに特別表彰を受賞しています。
今回受賞した佐藤君は，前回の検定で1級に合格していましたが，わずか1点足りず特別表彰を逃しており，今回はその雪辱を果たした形です。
特別表彰対象者は，今回は全国でわずか10名で，さらに佐藤君は満点に近い成績でした。玉野光南の特別表彰は連続4回となり，いまや全国トップ高の１つです。
また，今回の検定では3年次生で3名が新たに合格し，システム系16名中12名が1級を取得したことになります。取得率75%は，光南情報科始まって以来の快挙となっています。
このような快進撃には，徹底した「教えない授業」「反転授業」で，学び合い・教え合いによる授業を展開しているところが大きいと思います。
２年次も，３年次の優れた先輩たちに続き，楽しく学んでいます。次回検定も期待しています！

（情報科　岡崎則）