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第1回 情報科e-sports大会を実施しました

 2021年3月22、23日に情報科1、2年生によるe-sports大会を実施しました。種目はNintendo Switchの「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」「マリオカート8 DX」、PlayStation4の「ぷよぷよe-sports」です。実は構想は半年前からありました。従来の授業やテスト、入試などもあり、なかなか実施できませんでしたが、3月の補習になってやっと実施できることになりました。生徒たちは開始前から意欲いっぱいです。

 ルールは、クラスで10人ずつのチームに分かれ、それぞれ出場したい種目を選び、トーナメント形式行うというものです。トーナメントは一度敗退しても再び敗者復活戦で勝ち上がることができるようにしたので、何度も楽しむことができるように工夫しました。また、各種目の順位に応じてポイントが入り、最終的にチームの合計ポイントで優勝が決まるため、仮に自分が参加する種目の結果がふるわなくても、別の種目のチームメイトを応援するという楽しむも追加しました。

 こちらは試合の風景ですが、おや?先生もプレイしていますね。惜しくも当日欠席だった生徒に代わり、助っ人という立場で担任の先生も参加しました。教員と生徒が一緒になって協力したり、対戦したりする姿は新鮮で、見ている方も楽しむことができました。普段は物静かな生徒が饒舌にゲーム解説を始めたり、スーパープレイを連発する姿を見て、生徒の新たな側面を垣間見ることもできました。

 このイベントの実施で重大な役割を担ったのが情報クラブの生徒たちで構成されたe-sports実行委員会のメンバー(1年生9人、2年生4人)です。彼らは大会の種目、ルール設定、当日の流れ、ポスター、その他注意事項まですべてイチから作成し、当日も司会やルール説明、試合の仕切りまで、すべて情報クラブ主体で行いました。たまにトラブルが発生することもありましたが、メンバー同士で協力しあって無事に2日間の日程を終えることができました。生徒が主体的に企画運営・実施することは「生きる力」を育成する教育現場において大きな経験になったと思います。

 「e-sportsはスポーツか?」という議論がよく行われますが、みんなで一つの目標に向けて、時には思考を巡らせ、時には巧みな指さばきでクリアしていく風景はまさにスポーツそのものだと感じられました。学校生活では、体育の得意な生徒が注目を集めるイベントが多いように感じられます。そんな中、今回行われたe-sports大会では、決して運動が得意な方ではない生徒も脚光を浴び活躍することができました。すべての人が平等に楽しめるe-sports。光南情報科ではもっとe-sportsの素晴らしさを伝えていくことができればと思いました。

情報科 橋村

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