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38期普通科SDGs学習会・コノヒトカンのチームが実現コノヒトカンで炊き出し訓練「子ども防災博士になろう!」

 3月25日(土)に玉野市八浜町にある八浜市民センターにおいて38期生普通科SDGs学習会が「子ども防災博士になろう!」を実施しました。11月に「コノヒトカン1000缶プロジェクト社会問題解決プレゼンテーションコンテスト」で見事優勝し、「教育長賞」を受賞した際に賞品としていただいた缶詰(コノヒトカン)200個を使って地域に役立てるための実現プランです。八浜市民センターに小学生17人、地域の老人クラブの方15人、光南高校生16人が集まって防災イベントを行い、コンテストでの提案内容をほぼそのままに実現できました。

 まず、玉野市危機管理課の難波さんによる「子どもにもわかりやすい防災講話」。南海トラフ大地震の危険性と準備の必要性について、クイズを交えてわかりやすくお話しいただきました。
続いては「防災かるた」。著作権フリーの防災かるたを利用して、小学生に多少有利なルールでかるた取りをしましたが、シニアの方もかなり本気で取り組まれていました。子どもたちの歓声と笑い声のあふれる、楽しいひと時でした。目的の一つである「人と人のつながりを作る」が実現できたと思います。

 今回は39期生も4人手伝いに来てくれました。
 ここでも「つながり」ができ、嬉しく思います。
 最後はいよいよコノヒトカンを使ってのおにぎりづくりです。地域の方からお米を提供していただき、各グループがそれぞれ一升(10合)のご飯を炊いてコノヒトカンと混ぜ、おいしい混ぜご飯を作りました。おばあちゃんたちの手際のよいことに「さすが!」の一言でした。ラップを広げてご飯をのせ、ラップおにぎりにしました。おじいちゃんおばあちゃんの指導の下、子どもたちは思い思いの大きさ・形のおにぎりをたくさん作っていました。笑顔がいっぱいの調理室でした。

 コノヒトカンについては光南高校生が説明をしましたが、食品ロスを削減する目的で作られていることや、社会貢献のために多くの寄付によって作られていることなども参加者にしっかり伝わったようです。備蓄食料として一人ひとりにコノヒトカンをお持ち帰りいただきましたが、ご家庭で防災のことや食品ロスのこと、人と人のつながりが命を救うことなどを話題にしていただけたらいいな、と考えています。
 今回のイベントで「コノヒトカン実現プラン」は完了しました。令和4年度の最後を飾るにふさわしい大イベントを成功させることができ、かかわったSDGs学習会の面々は満足感でいっぱいでした。口々に「楽しかったぁ!」「お年寄りも子どもたちも喜んでくれてうれしかった!」と感想を述べていました。この様子は倉敷ケーブルテレビで放送されましたが反響が大きかったらしく、現在でも「KCTニュース アーカイブス 玉野光南SDGs」で検索すると見ることができます。

記念撮影  手作りの「子ども防災博士認定証」を手にした子どもたちと

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