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木のストローを作ろう!!  ~38期 SDGs学習会 普通科2年次生徒24名が体験~

普通科38期生の中から有志を募り、5月にSDGs学習会を立ち上げました。 

35期生に引き続き多数の生徒が自主的に参加しています。

第1回の取り組みとして、「木のストロー」の製作体験をしました。これは、岡山県出身の環境ジャーナリスト竹田有里さんの発案で、(株)アキュラホームの西口綾乃さんが開発・発表したストローです。ザ・キャピトルホテル東急で導入され、2019年のG20ではすべての会場で木のストローが採用されました。

2018年、西日本豪雨では岡山県も大変な被害にあいました。土砂崩れは、間伐などの適切な森林管理ができていないことにより森林の保水力が低下したことや、流出した土砂に樹木が含まれることなどにより被害が増大したと言われています。林業の中でどうしても発生する間伐材の利用を考える中で木のストローは生まれました。

現在、レジ袋削減などの脱プラスチックの動きが加速しています。カメの鼻にプラスチック製のストローが刺さった写真は世界に衝撃を与えました。その中で象徴的に、プラスチックストローが問題視されてきました。最近では紙製のストローも多く見かけるようになってきていますが、森林保全の問題と海洋汚染の問題の両方に関わり、改善策を考えるきっかけとしてアキュラホームの「カンナ削りの木のストロー」は大きく取り上げられました。

今回、製作キットを使っての製作体験を学校で行いました。作業自体は単純で簡単なものですが、発案者の思いや今後の取り組みにどうつなげるかなど、生徒たち自身が考えるきっかけになったと思います。(令和4年6月1日 細川)

5/23製作体験の様子と出来上がったストロー

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