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2.272025
【S活報告】外国人と地域の方に参加していただいて大崎地区防災教室を開催しました!
1月26日(日)に玉野市大崎公民館で、40期2年次生S活メンバー4人が企画した「大崎地区防災教室」を開催しました。
この4人は「日本に住む外国人が災害時に適切な支援を受けられないことがある」という社会問題に着目し、「外国人と地域の人々が一緒に非常食を調理試食し、防災知識を学ぶイベントを開催し、防災意識を高めるとともに、いざというときに助け合える人のつながりを作る」というアイディアを、昨年10月に開催された「コノヒトカン社会課題解決アイディアコンテスト」で発表して「探究活動魅力発信賞」を受賞しました。今回、いただいた賞品の缶詰(コノヒトカン)を活用して、自分たちのアイディアを実現させることができました。
イベントには、トンボ学生服玉野本社工場で働く外国人技能実習生9人、大崎小学校の児童とご家族の方13人、その他大崎・八浜地区の6人の皆様にご参加いただき、光南生9人のスタッフで運営を行いました。
開会後、まず玉野市危機管理課による防災講話の後、非常時に電気が使えなくても調理できる「耐熱ポリ袋を使ったパッククッキング」で炊いたご飯にコノヒトカンを混ぜたおにぎりと、湯を注ぐだけでみそ汁になる「みそ玉」をつくり、試食もして、参加者みんなで交流を楽しみました。
イベントを企画するにあたり、12月に総社市で行われた防災キャンプや、トンボ学生服玉野本社工場で行われている外国人技能実習生対象の日本語教室に参加し、どのような内容にするかを考え、おにぎりとみそ玉の試作と試食をしたり、ベトナム出身の技能実習生に伝わるようにベトナム語に翻訳したカードを作成したりして準備をし、当日を迎えました。
開催は大変でしたが、自分たちのアイディアを実現し、参加のみなさんに楽しんで防災について考えたり、地域に暮らす外国人と地域の人との共生、共助について考えたりするきっかけにすることができたのではないかと思います。後日、参加した地域の方から感想のメールをいただいたり、技能実習生の方々から旧正月のお祝いの食事会にお招きいただいたりして、交流が続いています。
イベント開催にご協力いただいた玉野市危機管理課、トンボ学生服玉野本社工場、大崎公民館、八浜市民センター、大崎小学校、一般社団法人コノヒトカンの皆様に心よりお礼申し上げます。







